お出汁専用の自販機がある
ある時ネットニュースを見ていたら、「お出汁専用の自販機がある」というニュースを見て気になってしまったので、わざわざちょっと出向いてみました。
その名も「だし道楽」という、何故かカニが頭に浮かぶネーミングですが、とりあえず向かってみました。
ちょっと不便な場所にある
お出汁の自販機、だし道楽があるのは、「四谷」「赤坂見附」「永田町」「麹町」のちょうど真ん中という、大都心のクセに非常に面倒な場所である「紀尾井坂」にあります。
紀尾井坂といえば、幕末好きならご存知「維新の三傑」の1人である大久保利通が暗殺された場所でもあります。「出汁だけのために不便な場所に行くのはちょっと…」という人は、だし道楽のそばにある清水谷公園という場所に、大久保利通暗殺事件である「紀尾井坂の変」を記した石碑があるので、こちらの見学とセットもオススメさせていただきます。
見事に出汁だけ
そんな幕末に思いを馳せながら歩いていると、交差点の一角の自販機コーナーに突如それは現れます。

ドーン!

ドドーン!

ドドドドーン!!
み、見事にホントに出汁しか売っていません。なかなか衝撃の自販機です。

700円均一
この日は「焼きあご昆布入り」と「宗田節入り」の2タイプが売られていました。
ネタ的には両方買って帰ってレビューするべきなのですが、一本700円という本気価格だったこともあって、とりあえず出汁といえばアゴ出汁だろう、と焼きアゴタイプだけを買ってみました。
よく見てみる

風格あるー
しっかりとしたペットボトルの中に、焼あごが一匹まるまる入っています。パッケージには「中のさかなは、オーブンでこんがり焼き、粉末にすればふりかけとしてお楽しみいただけます」と書いてあります。なかなか手間のかかるお楽しみです。

少しグロい。。
なかなか力強さを感じるあごが一匹入っております。。
お味の方は美味…!
肝心の味の方なのですが、さすが焼あごのポテンシャルといえる甘みのある濃厚な出汁のお味で美味です!パッケージにも「うどん:7~8」と薄める量が書いてあるのですが、7倍にしてもしっかりとした風味で、これをうどん出汁にしたら高級な香りが楽しめるうどんになりそうです。
700円でこの量(500ml)だとしたらコスパも悪くないレベルのお味です。

年越し白滝そば
というわけで、2017年の大みそかは、白滝とほうれん草とブロッコリーという、年越しそばもどきをこのお出汁で作ったのですが、出汁の味だけでもう白滝も美味しいそばに!
これ以外にも普段のオートミール食の味付けで使ってみたりと、普段使いとしても重宝しています。
次行ったら別の味も買ってみようと思います!
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