きっかけは些細な出来事
「人並みにやってみて『向いてないんだな』って言いたかった」
ハーフマラソン完走って結構走れるってことなんじゃないの?と思っていると、
同僚に仙台国際ハーフマラソンを勧められる
同僚曰く「この前ハーフに出たばかりでテンション高めでペース上がっちゃいました」ということ。 走り終えた後の飲み会で「仙台国際ハーフマラソンに出てきたけど、凄く人気のあるハーフマラソンの大会で良かったですよ。来年はみんなで旅行も兼ねて参加しましょうよ!」という話になりました。
私「いや今日だって5キロ走るのがいっぱいいっぱいだし」
同僚「5キロ走れれば10キロ走れますし、10キロ走れればハーフも走りきれますよ。さらにハーフ走れれば30キロ走れるけど、フルマラソン走れるかは膝や足首っていうデバイスが育ってないと厳しいですね」
私「やっぱりフルは厳しい?」
同僚「30キロ以降はそれなりに鍛えてないと持たないですね。でもハーフは5キロ走れればもう走れますよ」
申し込み通っちゃった。。
「そういえばそんな話あったなぁ…」と思いつつ、きっかけとなった同僚に話をしてみると「うーん、今年はいいかな」と。。
私「来年はみんなで参加しましょうって話したクセに!」
同僚「いや、ちょっと仕事も立て込んでるし…。そもそもその時に全然参加する気なかったんじゃ?」
言われてみれば確かにその時も次回とかそういうスパンではなく遠い先の話だと思っていたし、何より現時点で10キロしか走ったことないのに参加するというのもいささか無理な気が…。
しかしお仲間の一人が「私も参加しますから良い機会だから申し込んでみましょうよ!」と。
うーん、とりあえずそもそも倍率高くて参加するのも難しいみたいだから、とりあえず申し込みだけしてみようか…。
そんなフワフワな状態で申し込み当日を迎えました。
仙台国際ハーフマラソンはRunnetという、走る人にはどメジャーなサイトで申し込みを行います。ちなみに2017年度は申し込み開始から20分程度で埋まってしまったとのこと。。
20時の申し込み開始に合わせてRunnetにアクセスしてみます。いきなりアクセスが殺到しているのかサイトが重いです。。
なんとか仙台国際ハーフ申し込みのページにたどり着き、エントリーボタンをクリック。
……。画面が白くなります。再度挑戦。今度は繋がりましたが「再度時間を置いてアクセスしてください」との表示が。。
普段だとこういう申し込み争奪戦となるサイトの場合は、端末を複数用意したりプログラムで勝手に申し込み通るまで動かしたりと準備をするのですが、Runnetはそういった不正対策がしっかりされているらしいので、大人しく真面目に時間をおいて申し込みを繰り返します。
とはいえ、10分ほど頑張りますが一向に取れる気配もなく。。
途中、一緒に参加してくれる同僚に「なんか無理っぽいです」とお伝えしながら引き続き変わらぬ画面を何度もリロード。(ちなみに同僚は陸連というものに登録してるので別枠で申し込みが終わっておりました)
いよいよ待ちの時間も20分経ち、去年の終了時間からしても無理だったなぁと思い始めた直後、突然画面が申し込み確認画面に。「お?」と思いつつもそのまま手続きを行い、20時21分申し込みが無事に完了。
「やったー!取れたー!」という20分格闘した結果の喜びに浸りながら、同僚にも「取れましたよ!」と報告したりと軽く浮かれていると、同僚から「よかったですね!後は当日走るだけです!」と返信が。
あれ、、走るだけ?って自分ホントに走るつもりでエントリーしたんだっけ…?
今更になって気持ちがぐらついてきます。
揺らぎまくる心
2月の一番寒い時期に早朝ジョギングとかしていると「よしっ!やったるで!」的な気持ちにもなれば、仕事が忙しくなると「うーん、、やっぱキャンセルしたいな…」などと思ったり。
レース当日は9時前には仙台駅に着かないといけないので、行くなら前泊しようと決めていたのですが、ホテルどうしようかな?とか選んでも申し込まず、どんどんとホテルも埋まっていき、結局ホテル取ったのがゴールデンウィーク中という直前だったのも参加への迷いが抜けなかったからでした。
「完走できる気しないし、ホテル代も馬鹿にならないし、仕事も忙しいし…」とか思いつつも、ほとんど埋まっていたホテルで偶然空きが出て「最悪前日キャンセルすれば…」とか思いながらの予約でした。
いきなりハーフの大会とか勝手がわからず緊張するんじゃ…、と、中野ランニングフェスタで10kmレースに参加してみたり、でレースが楽しくて「よし!3月10キロ大会出たことだし、4月は15キロ走って、5月の本番に備えるぞ!」とか意識が高まったのもつかの間、4月になると仕事も年度始まりでバタついて全然走れず、「やっぱキャンセルしようか…」とホントに本番の数日前まで気持ちがブレまくる私なのでした。
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