
※本シリーズは普通に運動をしてこなかったおっちゃんが、数ヶ月悩みに悩んで参加した内容で、当日のメモを再編集しながら書いているので、まぁ雑な表現や時系列も飛び飛びになっているところなども『30代後半で生まれて初めてハーフマラソン走ることになった葛藤』を感じていただければ幸いです。
事前に全然トレーニングできなかった…
前回のそもそも編のつづきとなります。。急にこちらから来たはそちらからどうぞ。
生まれて初めてハーフマラソン大会出た話<成り行き編>【仙台国際ハーフマラソン】些細なきっかけからハーフマラソンにチャレンジすることになった私。
前回触れたように、中野ランで10kmを走りきって以来、急に仕事が多忙になって思うように走る時間が取れなくなっておりました。

元気もらったはず
本当だったら
3月:中野ラン(10km)
4月:皇居ラン3周(15km)
ゴールデンウィーク:最後の追い込み!
5月13日:仙台国際ハーフマラソン本番!
3月:中野ラン(10km)
4月:皇居ラン3周(15km)
ゴールデンウィーク:最後の追い込み!
5月13日:仙台国際ハーフマラソン本番!
なんて計画を立てていたのに。。。珍しく仕事でも本気出してやらんきゃいけない時期だったので、運動する暇すら見つけられないということもありました。
結局4月は2回ほど10kmくらいのジョギングが出来たくらいで、あまりにも練習できてなさすぎる状態。4月は仕事の出張での飛行機移動とかもあったので、なかなか体調を管理するのが難しい状態でした。
かつゴールデンウィークに軽く風邪を引いてしまい、ここでも練習がほぼできず、本番の前々日に最後の仕上げというか、2週間ぶりとなってしまう久々のラン。
7分ペースで7kmほど。
なんか寝不足が続いてるからか苦しい。
そして脚にもちょっと違和感が。。いそいそと家に帰ってごはんを食べるとうっかり寝落ちしてしまう始末。
夜中に目が冷めて結局そのまま眠れず最悪の体調に。。。
ああああーーーー!!
かつゴールデンウィークに軽く風邪を引いてしまい、ここでも練習がほぼできず、本番の前々日に最後の仕上げというか、2週間ぶりとなってしまう久々のラン。
7分ペースで7kmほど。
なんか寝不足が続いてるからか苦しい。
そして脚にもちょっと違和感が。。いそいそと家に帰ってごはんを食べるとうっかり寝落ちしてしまう始末。
夜中に目が冷めて結局そのまま眠れず最悪の体調に。。。
ああああーーーー!!
ガチの前日にようやく腹が決まる
そんなこんなで前日の土曜日は、自宅を13時ごろに出発して東京駅へ。朝起きて荷物をまとめている時に「これは絶対に忘れちゃダメ」と事前に郵送されてきたゼッケンを見ながら「行くんだな。。ホントに走るんだ…!」と気持ちが固まってきました(遅い)。
新幹線2年ぶりぐらいに来たので、モバトク乗車券(スマホ)・東京駅まで来たフェリカ。む、何かこのままでは支払えない気が…。と駅員さんのところで精算。
そんなバタバタでも新幹線ホームに舞いたったのが、到着40分前。なんともゆとりのありすぎる男。
さてさて土曜の昼過ぎの「やまびこ」はガラガラで、のんびりゆったりと仙台入りすることができました。

ずーっとガラガラ
やまびこでも東京から2時間。速いですねー。
さて、徐々に仙台に近づくにつれ、さらに決意が強くなってきます。
ベストを尽くして走らなきゃ!
待ち時間が多くある旅なので、家からPC持ってきましたが、考え事する時間があまりありません。なんかテンションが上ってきています。。。
よし、、着いたぁぁぁー---!
さて、徐々に仙台に近づくにつれ、さらに決意が強くなってきます。
ベストを尽くして走らなきゃ!
待ち時間が多くある旅なので、家からPC持ってきましたが、考え事する時間があまりありません。なんかテンションが上ってきています。。。
よし、、着いたぁぁぁー---!

こんにちは仙台
とりあえずは無駄な体力も使えないので、ホテルにバシッと戻ります。まだ17時前。
観光もできない辛さと気持ちの高ぶり
さて、ホテルに向かいますか。。。
と、駅前もコースの中に入っているので、駅前からコースとなる大通りを眺めてみます。
「明日ここ走るのかー。まぁ参加することに意義がありだし、ここまで来たから参加を楽しもう!」と気持ちがさらに高まってきました。中央分離帯となる木のトンネルは応援の人に固められ、私達はこの両脇の車道を走るんですね。。武者震いがします。

こういう出し物の脇をはしるのか…!
さて、本当だったら前日祭を覗きにいったり、スタート地点を下見に行ったりもしたかったのですが、何より早く寝るのが目標なのでホテルで過ごすことに。
でもでも「自腹で旅行でも仙台来てるんやで!?ビールの一杯・牛タンの一切れくらい」という気持ちが半端ないですが、そもそも体調があまりよくない状況の私はここの中の私を完全無視。
でもでも「自腹で旅行でも仙台来てるんやで!?ビールの一杯・牛タンの一切れくらい」という気持ちが半端ないですが、そもそも体調があまりよくない状況の私はここの中の私を完全無視。
コンビニで晩ごはんと翌朝用の朝ごはんを調達してきました。当然ランナーのお客が多いからか、バナナやウィダーinゼリーなどが多めに並べられています。
それにしてもコンビニ探しに駅前をうろついたのですが、もうこの時に色々と美味しそうなお店が立ち並んでて行きたくて行きたくて。。
「なんで初めてきた土地でコンビニご飯を食べなきゃ(涙)」という辛さと「ふふふ。わざわざ仙台までただただ走るためだけに来てるストイックな自分カッコヨス」みたいな謎のドヤ感がせめぎあっておりました。まぁナルシスト厨二病の的ではありませんでした!
そんなこんなで、観光や美食はグッと我慢して、ドラッグストアで湿布を調達してホテルに戻りました。特に筋肉痛などはありませんが、ここまで来たら事前に精一杯ケアしておきたいのと、明日は確実に筋肉痛になり、その後で買いに行く気力がきっとないだろうから、、という思いからでした。
ホテルでじっと待つ前夜

19時前には多少カー日でィングの影響も受けて、タンパク質よりも炭水化物ということで、蕎麦にオニギリ2個(そのうち1個で牛タンにしちゃった)、サラダチキンという炭水化物中心のご飯を食べて、30分だけ軽くマッサージを受けて(「明日走るのでめちゃ弱めでお願いします!リラックスできれば!」とお願いしました)、就寝への準備を整えます。
日頃こんなに早く寝てないので軽めの睡眠薬を飲んで、10時には消灯です。6時に起きる予定。
明日目が冷めたら楽しいカーニバルのはじまりやでっ!!
…
……
が、、緊張して全然眠れない!
寝よう寝ようと思っても、頭の中でレースのことが。。。
後に記憶があるのが1時半くらいなので、おそらくようやく寝付けたのは2時くらいだったと思います…。
後に記憶があるのが1時半くらいなので、おそらくようやく寝付けたのは2時くらいだったと思います…。
抜群の体調でスッキリ目覚めるはずが…
「6時に起きる予定」と思いつつ目覚ましはスムーズ使って5個くらい仕掛けたのですが、やっぱりというか案の定寝坊しました。。6時に起きるはずが6時半。
前泊しておいて早起きしたのは朝食をちゃんと食べるためでもあります。

蓋を押えてるのは出張用のファブリーズみたいなやつ
氣になるメニューはお蕎麦とオニギリ2個、バナナ一つでかなり満腹です。これに加えてスタートまでの間にBCAAを500mlの水に溶かし込んだドリンクを飲みつつ、会場でスタート30分前くらいにウィダーを一本飲み込んで、身体の中を徹底的に栄養で満たしました。
ちなみにレース当日は日曜ですが、月曜会社を有休して後泊する予定で組んでおりました。もちろん当日は疲労困憊で新幹線乗れないだろうというビビリマインドもありましたが、2泊とも同じホテルなので、大きな荷物や貴重品はホテルにおいておけるというメリットも感じていました。前泊だけでも荷物は預かってくれますが、貴重品ボックスとか使うとなると別ですし。
中野ランニングフェスタで大会デビューはしていたとはいえ、荷物の管理などなるべく減らせるストレスは減らしておきたい思いでした。
中野ランニングフェスタで大会デビューはしていたとはいえ、荷物の管理などなるべく減らせるストレスは減らしておきたい思いでした。
最後の儀式として締切時間を腕に書く

ムダ毛沿って書けばよかった。。。
実は前日の新幹線の移動中に「ハーフマラソン 初めて」「ハーフマラソン ギリギリ」とかいうワードで検索して、色々な体験談を読んでいたのですが、結構皆さん腕に関門突破の目標や締切タイムを書いていることを知りました。
関門とは?ハーフマラソンやフルマラソンでは最後のゴールを切るまでの制限時間に加えて、関門と言われる途中途中の○km地点に制限時間を設けている場合が多いです。マラソン大会などでは車道を封鎖したりするため、円滑に行事をこなすためにも途中でいわゆる「足切り」としての制限時間が設けられているのです。。そして仙台国際ハーフマラソンは初心者にとって最初の関門突破がそこそこのハードルで、8.6kmを66分以内に通過しなくてはなりません。「1時間で9kmって余裕でしょう」とも思えますが、仙台国際ハーフマラソンは出走者が1万人ほど。。後方のランナーがスタートラインに到着するまで結構なロスタイムが発生してしまうのです。
ロスタイム(グロスタイム/ネットタイム)とは?これまたハーフマラソン・フルマラソンの大会では、「グロスタイム」と呼ばれる号砲(いわゆる「ヨーイドン」のピストル)が鳴った時間から、ゴールするまでのタイムと、「ネットタイム」と呼ばれる実際にスタートラインを通過した時間からゴールするまでのタイムの2つで計測されます。公式な記録はグロスタイムで計測されるので、テレビでお馴染み最初にゴールテープを切った人が優勝です。ネットタイムは参考値となるのですが、本記事で触れているような人気の大会だと、ハーフでも実際のスタート地点からスタートラインまでの到達時間が5分以上かかることもあり、これをロスタイムと呼びます。関門タイムはグロスで計測されているため、初心者が大会にチャレンジする場合は、関門タイムからロスタイムを引いたタイムを意識する必要があります。
今回は完走を目指して、タイムはゴールできればOKと思っていたのですが、ロスタイムを考慮したうえでの自分なりの関門突破時間を考える必要がありました。
流石に一発目の検問で引っかかるのは辛い!
私が今回実際に腕に書いたのは、ロスタイムを考慮した目標タイムは頭で考えるとして、公式の関門時間だけを書くことにしました。
流石に一発目の検問で引っかかるのは辛い!
私が今回実際に腕に書いたのは、ロスタイムを考慮した目標タイムは頭で考えるとして、公式の関門時間だけを書くことにしました。
①8.6km 66分(11:11) ←第一関門。ロスタイムの影響が一番出そう。
②11km 83分(11:28) ←10kmが最長距離なので、そこを超える最初の関門なので記載。
13.8km B・U ←3回目の給水ポイント。10kmを超えた辺りで補給ゼリーと種無し梅干しを摂るつもりなので、補給したあとすぐに給水できるように
④15km 112分(11:57) ③を飛ばしたのは普段走ってる10キロ近辺だからでした
→③は省略してキリの良い15km関門
⑤17.9km 132分(12:17)
⑥19.6km 144分(12:29)
160分(12:45)←最終終了時間。ここまでにゴールしないとダメ
ちなみに結局走ってる最中は全然読めなかったので、もっとデカく書くべきでした。。。
■いよいよ会場へ向けて出発!
基本的にマラソン大会は着替え場所が混雑すると聞いているので、走る格好(Tシャツと短パン)の上に、ゆるめのジャージを着て準備です。。
これならば着替え室を使わなくても、上着を脱ぐだけなのでストレス軽減の一つです。
終わった後に着替えるように私服も持っていきました。さて、ホテルを8時に出発して、仙台駅から宮城野原駅へ向かいます。ちなみに仙台駅からも20分くらいで歩けます。さて、案の定朝の仙台駅周辺はランナーばかり。
ホテル出た大通りで即ランナーらしき人を見つけて安心して着いていきます。
これならば着替え室を使わなくても、上着を脱ぐだけなのでストレス軽減の一つです。
終わった後に着替えるように私服も持っていきました。さて、ホテルを8時に出発して、仙台駅から宮城野原駅へ向かいます。ちなみに仙台駅からも20分くらいで歩けます。さて、案の定朝の仙台駅周辺はランナーばかり。
ホテル出た大通りで即ランナーらしき人を見つけて安心して着いていきます。
仙台国際ハーフマラソンは7時に受付開放、9時40分までに整列なのですが、9時過ぎると荷物預かりなども混みだすと調べていたので、9時前に到着するように向かいました。
周りのランナーについていくように駅からスタジアム横の控えの場に向かいます。
向かいます。
向かいます。。。
って遠いっ!
駅から控えの場所まで15分は軽く歩くので、来年度以降も同じ集合場所であれば、参加される皆さんはご注意ください。
とりあえず控えの公園について、ジャージを脱いだら最後の栄養補給としてエナジーゼリーとBCAAを溶かしたものを飲んで荷物預けです。
少しストレッチとかしようと思いましたが、人の混雑で場所もなく。。。
なんか中途半端に身体を動かします。
軽くストレッチをしたりして、8時40分くらいだったと思います。
整列は9時05分からと聞いていますが、さっさと整列しに集合場所へ向かいます。
向かいます。
向かいます。。。
ってまた遠いーー!
途中でお手洗いに行きましたが、これも軽く10分くらいはかかるのでご注意を。
整列場所には早めに来たのがよかったのか、最前列から2列目をキープできました。
といっても最後尾グループですが。。。
といっても最後尾グループですが。。。
と、整列した後はすることがないので、体育座りをしたまま待つことになります。身体を動かせるほどのスペースはないので、整列してからアップしたりは難しいので、これまた参加する方はご注意を。雨だったら身体が冷えそうですが、この日は良いお天気過ぎて暑くてとろけそうな感じでした。
とりあえずすることもないので、一緒に参加している同僚にメールをしてみます。その方はガチ勢なので、遙か前方のAブロックにいるので遠い存在です。。。
(その方は東京駅6時発の新幹線で日帰りでやってきたパターンでした)
9時30分を過ぎる頃になると、遠くのメイン会場から、大会開始に先だっての式次第が聞こえてきます。
始まりの挨拶、マーチングバンドの音、震災の黙祷、Qちゃん(高橋尚子さん)の挨拶。
いよいよスタートです。。。
と今回も長くなりましたので、大会本編はまた次回!
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